満月の月明かりが窓の外を静寂で包み込み、草の葉に残された夜露は光る結晶へと姿をかえる時間。 何の予定も約束もしていないのに彼は突然現れる。 はじめは彼の訪問に驚きうろたえたのだが、最近はまたきた。やれやれとゆっくり構えられるようになった。 彼…
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