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はぐくむ

ちいさな いのちをはぐくむ ちいさな日記です

逃げ回る胎児くん

このところ休日も仕事や学校行事で忙しかったので、月曜日だけどお休みをして、妊婦健診へ。
産婦人科は心地よい照明と音楽が流れ、淡い色の壁紙はふんわり暖かい。
掲示してあるポスターやマタニティーヨガ、母親学級の案内は、集中して読むにはいい具合の文字の大きさで、急かされず待ち時間もちょうど良い混みようだったので、自然にウトウト…。
しばらくの間、リラックスタイムを過ごしておりました。
わたしは…。

そんなことはお構いなしに、おなかの中では、元気アピールをここぞとばかりにしてくる胎児くん。
はいはい。よしよし。と、おなかを撫でてみますが、一向に収まらず。
洋服の上からでも、おなかが波打つように動いているのがわかるくらいにヒートアップ。
元気いっぱいなのか、お調子者なのか…。
親の心子知らずは、すでに始まっていると苦笑しながら、わたしも半ばムキになってリラックスしていました。

呼ばれて助産師さんが待つ診察室へ。

まずは恒例の体重測定。横で数字を睨む目にビクビクしながら、そっと乗ります。
べつに、そっと乗っても勢いよく乗っても自分の体重が軽くなるわけではありませんが。
 相変わらずの右肩うなぎ登り。営業マンか会社経営者だったら、どんなにうれしいことでしょう。
と、毎回同じことを思ってしまう自分にがっかりしながら、逃げるように体重計をおりました。
洋服の分の500グラムを差し引いて記録してくれることを、親切と思わず、恩着せがましいと思ってしまうのは、わたしのねじれた性格なのでしょうね。

今日は赤ちゃんの推定体重を出してみますねー。の声に ほほうー。と感心しながらエコーの画面を見ていましたら、動く動く。頭は容易に測れたのですが、胴体、大腿骨を測るのに助産師さんはあららっと若干手間取っておりました。
しかし、相手はプロと機械ですから、胎児くんに勝ち目は無く⁉︎
推定体重 971g。
ちょっと大きめかな〜。との評価付き。

続いて心音を。
エコーでしっかり胎児くんの位置(只今逆子)を確認済みの助産師さんは、迷わず狙った場所で見事キャッチ。
涼しい顔で聴く助産師さんの顔が曇ったのは、20秒ほどたった時でした。
ゴゴゴゴーっと音がしたかと思ったら、心音は聴こえなくなりました。
逃げた!とは言わなかったけど。
その後、まるで迷子を探すように助産師さんの手は、わたしのおなかの上をしばらく駆け回っていました。
上手く逃げたようで、心音が見つからず再びエコーで確認。
おなかの上の方で知らんぷりしている(かどうかはわかりませんが)胎児くん発見。
はーん。そこにいるのねっと助産師さんがニヤリ。
再び心音をキャッチして観察する助産師さんは、逃げるなよーっと念力を送っているようでした。
もう少しってところで、またまたゴゴっと音がしましたが、そこはプロ。
逃がすものかと、すかさず手を動かして心音を離しませんでした。

順調に育っている様です。

チャンチャン。