おなかに帰る⁉︎
末っ子ちゃんの赤ちゃん返りが日に日に増してきました。
エコーの写真を何度もみたり、おなかに話しかけたり、なでなでしてみたり。
楽しみにしている時もあるのですが、そうかと思えば、おかあ〜さん!おかあーーさん!と何度も読んでみたり。
わたしの洋服の端をつまんで離さない。
さてさて。始まったかーと覚悟はしていましたがなかなか大変。
昨晩はついに、おなかに帰る!と言いだしました。
無理もありません。つい、4年前まではおなかにいたのですから。
この4年間は不動の末っ子ちゃんのポジションをキープしてきたのですから。
突然のライバル出現に戸惑っているのも、よ〜く分かります。
ほかの子供たちもそうでした。必ずやってきますこの時間。
この時間はなるべく本人の希望をかなえてあげることにしています。
抱っこ。おっぱい。おんぶ。ぎゅー。絵本。お風呂。などなど、大抵は無理難題はありません。
ただただかまってほしい。そばにいたい。それだけです。
恋する人に想いを寄せる気持ちと変わりません。
ちょっぴり鬱陶しいけど、そんなに甘えてくれるなんて悪くない。
かわいいわね!
そう思うことにしています。
そして、寝る前には いちばん大好きよ。と言ってあげます。
大抵はこれで乗り切ってきました。そんなに長くは続きませんから。
しかし、おなかに帰る!はどうしたらいいのか?
えー。どうするの?と末っ子ちゃんに尋ねると、簡単でした。
わたしのTシャツをめくって、頭からすっぽりかぶり小さく胎児のポーズでおさまっていました。おなかにほっぺをぴったりつけて、むにゃむにゃ。
おなかの赤ちゃんとお話しているようでした。
おかげでTシャツはノビノビ、ベロベロになりましたが、末っ子ちゃんはすっかり落ち着きそのままスヤスヤ寝てしまいました。
わたしも懐かしくほんわか。
おなかは赤ちゃんがいるからダメ!おねえちゃんになるからダメ!
なんて言わなくていいのです。
一段落したら、ちゃんと自然におねえちゃんになってくれます。
頼もしい母の片腕となってくれます。
この時間。生まれてからの強力サポーターを得るための貴重な時間の投資期間。